(1)桜川匂 
淡い茶芽、白色、匂あり
(2)樺匂  
樺芽、白色、匂あり、弁は丸い
(3)初重桜 
赤芽、白花、弁六枚余り。
大和桜に似ているが、
八重の度一層強い
(4)初見桜 
赤芽、白色大輪、長梗である
(5)大和桜 
赤芽、白花、花弁七、八枚に
達す。芽の色はきわめて美しい
(6)源氏桜 
赤芽、淡紅白色を帯び大輪、
花径40mmに及ぶものもある
(7)白雲桜 
樺芽、白色、
花を着けることが甚だ多い
(8)薄毛桜 
黄芽、小輪、白花、
花梗等に微毛がある
 
(9)青桜  
青芽、白花、小輪狭弁、
がくは緑である
(10)青毛桜
 葉柄花梗共に毛がある。青芽小白花、短梗、がくは緑である
(11)梅鉢桜 
青芽、白花、小輪、狭弁である
 

       
   
◆桜川の桜◆

江戸時代、水戸光圀(黄門)元禄年間(1688〜1703)度々神社へ参拝し、
水戸城内を始め千波湖に注ぐ小川のほとりに桜川の山桜の苗木を植え桜川と名付けた。

徳川三代将軍家光が、寛永年間に、四代将軍家綱が、
正保年間に桜川の桜の苗木を数百本、隅田川の今の木母寺付近に移植。

天文年間(1741)徳川八代将軍吉宗時代、
宝暦年間(1751〜1763)九代将軍家重時代、には『桜川の桜』として
江戸表へ桜の名所を作るために、多くの山桜の苗木が移植された。
現在の皇居を始め上野公園・北区飛鳥山公園・新宿御苑・小金井公園などである。


 
       
   
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